スバルの新しいSUV

ミニバン、軽自動車などが今もっとも人気のある車種になりますが、ほかにSUVも高い人気を得ています。スバルでは、インプレッサスポーツをベースにSUV化されたスバルXVをラインナップに入れており、これもかなり注目されているようです。
ハッチバックともコンパクトワゴンともいえるスタイルになっているのがこの車種の特徴ともなっていますが、バンパーガードやサイドクラッディングなどの外見などからもSUVらしさをアピールしています。デザイン面でさらに取り上げるとするならイメージカラーのタンジェリンオレンジ・パールやオリジナリティあふれるアルミホイールなどでしょう。これまでスパルのSUVといえばフォレスターですが、フォレスターはかなりクロスカントリーよりの見た目やつくりになっていますので、そのような点でもこのスバルXVとは違いがあるといえるでしょう。スバルXVはどちらかというと街中での走りに重点をおいており、全体的なイメージなどもそうなっています。実際のスペックですが、エンジン部は2.0Lの水平対向4気筒が採用されており、リニアトロニックと呼ぶCVTと組み合わせるようになっています。「前60:後40」のトルク配分が基本になっていますが、4WDの場合には路面や走行状況に応じて前後輪のトルク配分を制御することが可能になっています。
実際に走行してみての感想ですが、インプレッサスポーツとほど大差ないものになっており、よりショックに強いのが特徴的になっているようです。またインプレッサスポーツとの大きな差になっているのが200mmのロードクリアランスですが、まちなかの走行のさいには意外に重宝されるといわれており、コンビニや時間貸しの駐車場に入る際などの段差にいちいち気を使わなくて良いというのは大きなメリットだとされています。また全高は1550mmと抑えて設計されていますので、高さ制限のある駐車場のような場所でも安心して利用することができます。SUVでさらにきになるのがラゲッジスペースですが、380Lあるので折りたたみ自転車などはらくらく収納できるものの、新型フォレスターの505Lやレガシィのほうが大きく作られています。
このようにスバルはすでにインプレッサやフォレスター、レガシィがすでにラインナップしていますので、このスキマのニーズをキャッチするモデルとしてXVはかなり注目されています。中古車ではまだ数は少ないですが、これから増えていくだろうとみられているようです。