インプレッサWRXSTIについて

スバルの代表的なスポーツタイプとして有名なのがスバルインプレッサWRX STIですが、現行モデルも中古車ではだいぶ値が下がってきており買い時になっています。大体のスペックですが、エンジンは伝統の水平対向4気筒、そしてツインスクロールターボを備え、デュアルAVCSなどを装備し、308ps/43.0kg-mのパワーとトルクを実現させています。
旧モデルからの変更点としては、リアサスを従来のストラット式からダブルウィッシュボーン式に変えているところや、セダン形状をやめ、WRCでは主流となっている5ドアハッチバックスタイルを取り入れている点に注目することができます。さらに18インチの鍛造アルミホイール、ブレンボ製のディスクブレーキなども採用されており、より快適に走るためのスペックは十分に備わっています。またこの車の細かな点にいたるまでも走りに重点が置かれており、例えば標準装備されているDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)ですが、これは前後輪へのトルク配分を41:59から直結状態までの間で変化させ、回頭性とトラクション性能を両立させてくれます。
AUTOモードAUTO+(弱アンダーの安定志向)、AUTO-(旋回重視)、マニュアルモードなどを状況に合わせて自由に変えることができるようになっていますので、運転のよろこびを感じさせてくれます。ほかにも、メーターパネルの中心にタコメーターが設置されていたり、標準でSTI専用のバケットシートが採用されていたりと、細かいところにいたるまでも乗り手を満足させてくれます。上記のようなスペックなどだけを見ていますと、この車は走り屋やサーキットに行くような方向けの車だと勘違いしてしまうかもしれません。しかしサスペンションもそこまで固くチューニングされていませんし、上記にも挙げたDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)によってスムーズに運転できるようになっていますので、家族で乗ってもおかしくない車に仕上がっています。これまでのWRX STIは家族も購入を許してくれなかったけれど今回のスバルインプレッサWRX STIは購入を許してもらえたという方も少なくないようです。
このようにスバルインプレッサWRX STIの魅力を取り上げてみたのですが、最近の不況、そしてコンセプトカーの人気などによって中古車市場では値が下がってきており、いまや100万円以下でも十分に選べるようになってきました。このタイミングを活かしてこの人気車を手に入れるというのも良いかもしれません。