R2のスペック

発売当初はかなり注目されたR2ですが、中古車市場ではかなり買い時になってきています。この車の最大の特徴ともいえるのが、そのスバルらしいフロントマスクですが、現在でもまったく古いイメージがありません。内装に関してもかなり可愛らしい内装になっており、使いやすさも十分です。
ちなみに内装はブラックとアイボリーの2種類から選べるようになっていますので、中古車の場合はよく確かめてみると良いでしょう。そして軽自動車ではよく不満の声が上がるシートですが、R2のシートはむち打ち防止機能つきがついていますので長距離ドライブなどでも安心できます。またフレームもコンパクトになっている分強力ですので事故などの際にもドライバーや同乗者を守ることができるといわれています。走りに関してはCVTであるというのも注目できるポイントかもしれません。これによって無段階変速装置ゆえに加速していくときの変速ショックが抑えられていますので、かなりスムーズにはしることができるようになっています。さらにこのシステムによって燃費も向上しており、マニュアルでもリッターあたり24kmというカタログ値を叩き出しています。
実際の走行ではこれより劣るものの、それでもそこそこ低燃費だといえるレベルでしょう。エンジンに関しては新開発のDOHCスーパーチャージャー、SOHCの3種類から選べるようになっており、さらにボディカラーに関しても11色から選べるようになっていますので、中古車でもかなりのバリエーションがあるといえるでしょう。問題点としてよく言われる点としてはその狭さかもしれません。最近人気のボックス型といわれる大容量の軽自動車とは雲泥の差で、とくに後部座席に関してはかなり狭くつくられています。しかし軽自動車で4人乗ることは少ないというような方からすれば気になりませんし、無駄なスペースがないというのが逆にメリットに映るかもしれません。またR1という3ドアのモデルもありますので、いっそのこと3ドアにして割りきって使うというのもひとつの方法です。オシャレな見た目とスバルらしい走行性能があるのがこのR2の魅力ですが、現在では生産中止ということもあり、中古車価格はかなり落ちてきています。
最近主流の箱型軽自動車に嫌悪感がある方などにはピッタリくる車種だといえるでしょう。R2は販売台数も多く、中古車販売店などでもかなりの在庫があったりしますので、いくつか見てみるのもオススメです。