スバルのミニバンエクシーガ

軽自動車に次いで人気になっているのがミニバンでしょう。たしかに大人数を載せることができ街乗りも問題のないミニバンは便利ですが、スバル初のミニバンとなるスバルエクシーガはかなりオススメの車種です。
エクシーガはいわゆる箱形ミニバンではなく、ロングタイプのステーションワゴンといえるようなつくりになっています。レガシィからの乗り換えの受け皿としての役割が強いモデルだといえるでしょう。プラットフォームはインプレッサと同じでエクシーガの操安性と乗り心地はかなり安定したモデルとなっています。コンセプトや実際の走りをみていますと、ホンダオデッセイがライバル車ともいえますが、知名度や人気ではさすがにオデッセイにはかないません。これはメーカーからしたら残念な点かもしれませんが、中古車で買おうとしている消費者からするとうれしい点で、エクシーガは中古車ですとかなり安く購入することができるようになっています。ではこのエクシーガの気になるスペックはどうなっているのでしょうか。
エンジンは水平対向4気筒で2Lの自然吸気と、2Lターボから選ぶことができるようになっています。燃料タンクの形状を変形させ重心と車高が低くなるよう工夫されているのでかなり重心が低い設定になっています。またシアターレイアウトといわえるレイアウトを取り入れていますので、1列目より2列目が70mm高く、さらに2列目より3列目が70mm高くなるようになっています。また天井が低いだけに本来なら難しくなりがちな3列目の移動ですが、3列目へは2列目シートのレバーを引くだけで乗り込めるようになっていますので非常に便利です。また3列目は、座面を沈み込ませながらシートバックを畳むことができますので、フラットにすることによってラゲッジスペースを広く確保することが可能になります。ちなみにラゲージにはカーゴフックや電源、さらに床下にサブトランクまで備わっていますので、遠出やキャンプなどにも重宝するでしょう。
またオプションでパノラミックガラスルーフも付けられますが、1160mm×851mmという大開口のものが付けられますので、ぜひという方はよく探してみると良いでしょう。よくライバル視されるホンダオデッセイですが、オデッセイは2.4LでCVTまたは5ATが組み合わされ全体的にはエクシーガよりも大きなスペックになっています。オデッセイではハイスペックすぎるというような方や、コストパフォーマンスを重視するのでしたらエクシーガはピッタリでしょう。